2007年11月30日金曜日

初孫古酒三歳:11月30日


2001年製造の初孫古酒三歳。
開栓して常温でしばらく放って置いたものを久々に開けてみた。
まだ多少堅さが残るが常温で十分うまい。
米沢牛のステーキと合わせてしっかりと両方うまくなる。
付け合わせの人参も甘さが増す。
肉との相性が実に良い酒である。

2007年11月29日木曜日

浜ふじ:11月28日


王禄純米酒丈径(たけみち)無濾過生原酒を冷やと燗で楽しんだ。
日本酒度は+5.5だが、酸度2.1ということで、山田錦の甘さがしっかりと出ている。
フルーティーな香りも心地よく広がり、適度な酸の切れがよい。
人肌燗をつけると甘さと酸味のバランスがますます良くなる。
いつものように、お造り、焼魚、煮野菜と進んで、海鼠、蕎麦で締める。
カウンターの隣に座ったKo先生と日本酒談義に花が咲き、龍力純米吟醸生酒をいただいた。
こちらも冷やが美味いのはもちろんのこと、日向燗でバランスがとても良くなった。





2007年11月22日木曜日

酒縁 川島:11月21日


久々に川島を訪れ、燗酒三昧の時間を過ごした。
最初に味を見たのは福祝純米大吟醸。冷やでみたころあいから、人肌燗につけると雄町の甘さが引き立つ。

続いて純米吟醸橘屋。ぬる燗で酸味が良く伸びて、思ったとおりの味わいになった。宮城の酒だけあって、牡蠣との相性がとてもよい。
群馬泉山廃はちょっと高めの熱燗まで持っていく。実に心地よい。

龍勢山廃はちょっと綺麗過ぎて物足りないが、十分うまい。
香露特別純米は香露らしさが出ていない酒である。燗をつけて甘さがだれてくる。また、軽い炭香が気になる。

特別純米而今はママ特製の茶碗蒸しとよくマッチした。
悦凱陣は文句のつけようのない燗上がり。冷やで飲んではいけない酒である。


タタキと合わせる白鴻の燗は実に良い。
澤姫特別本醸造はまた肉に合う。

酒一筋かたつむりは独特の香りが心地よく口中に広がり、烏賊塩辛のクリームチーズ風マヨネーズ和えと不思議に相性がよい。

続けてチーズをつまみに燗をつける。


鰈の唐揚げを肴に酒はどんどん進む。

旭鳳を飲んで、まだまだ酒が待っている。

手取川、土耕ん醸、真澄までは何とかこなしてきたが、...
残りの酒はさすがにギブアップ。

どんこ汁で〆として、デザートは特製杏仁豆腐。
口中をすっきりさせて、大満足。

お店の好意で、好き勝手にあれやこれやと飲ませていただいた。毎度、感謝である。

2007年11月18日日曜日

酒一筋:11月18日


酒一筋赤磐雄町手造り純米大吟醸14BY、常温4年熟成。
まず常温で口開けを見てみる。甘さが良くのびて、後から軽い酸味が追いかけてくる。
人肌くらいに持っていくとバランスが良さそうだ。
今日は食後の寝酒に開けたので、あえて燗をつけずに軽く飲む。
2、3日後に目が覚め花開いた頃の酒を燗つけてみよう。
常温保存にかかわらずバランスはとても良い。後が楽しみな酒である。

2007年11月15日木曜日

浜ふじ:11月14日

今日のお通し、左側のは蛸です。

黒牛純米本生無濾過原酒を燗でいただいた。

蛸とアジのたたき。ピントが合ってなくてゴメン。

浅蜊です。

滅多に食べない鯖の味噌煮!


畳鰯と銀杏。

〆はやっぱりそばでした。

2007年11月8日木曜日

長期熟成酒〔寿〕:11月7日



KKRホテル東京で2007年秋 九年酒が結ぶ縁 長期熟成酒〔寿〕が開かれた。
九年酒16種類、そして20年以上の貴重vintage酒10種類がメインである。
南部美人All Koji 1998で乾杯し、達磨正宗1997をサンシンさんのブースでぬる燗につけてもらった。
貴重vintage酒は、初孫1983、麗人越冬譜大吟醸20年、麗人越冬譜純米20年、
飯沼本家大吟醸古酒昭和56年、達磨正宗1979、百々登勢20年、百々登勢30年、
百楽門1987、龍力真古酒1983、三光正宗純米大古酒秋稲供春醸、である。
参加費に貴重vintage酒試飲チケットが2枚含まれているが、後は3枚2000円である。
やはりせっかくの機会であるから、全部飲むことにして、3セット9枚を購入。
とても一人で飲みきれる量ではないので、周りにいる知り合いにおすそ分け。
いずれも個性豊かで、味わいがある。百々登勢は20年と30年とが並んでいると30年から先に減っていく。達磨正宗は早々と売切れてしまった。
他の酒を飲みまわっている間に料理はほとんど無くなっており、結局茶蕎麦しか口にしなかった。
会終了後、達磨正宗蔵元のしげりさんたちとタクシー数台で新宿樽一へ押しかけ、田酒、七田を瓶燗で楽しんだ。熟成酒のあとの燗酒は落ち着く。

2007年11月6日火曜日

樽一会お献立



樽一会では親子襲名披露公演ツアー中の林家木久扇師匠と会話を交わしながら飲んだ。
77回の公演の途中で、翌日は金沢だという。
今回の料理は種類が豊富で、とても全部は味わうことができなかった。
最初は大吟醸を冷やでいただいていたが、途中から浦霞ササニシキ純米酒を瓶燗してもらった。
1本目は指定どおり50度でつけてもらったので、あっという間に空いてしまった。
2本目はちょっと温度が低かったが、こちらも程なく空いた。
やはり、今日の料理には燗酒のほうが良い。
ついつい飲みすぎて、食べるほうがおろそかになってしまった。
会がはねた後、店主の佐藤慎太郎氏、浦霞蔵元佐浦弘一氏らと総勢6人でコマ劇場前のワインバーへ行き、シャンペンと白ワインをいただいた。
店の時計が12時を回るころに一人お先に駅へと向かった。

2007年11月5日月曜日

第56回樽一会:11月5日

今日はこれから新宿まで出かけて樽一会に出席する。
お酒は栄光冨士、八海山、七田、浦霞の純米酒と大吟醸。
せめて純米酒は燗で楽しみたいところだが、100人を超える人数では仕方が無い。
料理は戻り鰹、黒鯛の刺身から鯨まで多種。
30品くらいであろうか、少量づつ食べないと腹がきつくなる。
酔い過ぎないように注意しよう。