2008年1月31日木曜日

浜ふじ:1月30日


愛知からの手土産、勲碧大吟醸をぶらさげて今年はじめて、浜ふじへ行った。
しばらく常温で放置しておいたので、まろやかさが少し出てきている。香りも良いが甘さがちょっとべたつくので、軽く燗をつけることにした。おおむね30度くらいの日向燗から35度くらいの人肌燗にする。香りが良くたち、甘味と軽い苦味のバランスも良い。料理との相性も抜群に良くなり、お造りやめかぶ、煮魚とは勿論のこと、塩辛ととても良くマッチした。普通、塩辛と香り大吟醸とでは喧嘩して口中に微妙な味が広がるのだが、この酒は綺麗に溶け合って絶妙のハーモニーを醸し出す。16度とアルコール度が高いので、飲んだ量の割には酔いが回る。しばらくして胃から戻ってくる香りが大吟醸特有の香りで、立ち香、含み香に表れていなかったのに後から感じられてびっくりした。最後はいつものように蕎麦で締めて家路に着いた。